卒団生の声

西村礼一

社会人コース・西村 礼一 (投手)
BBCジェッツ → 愛媛マンダリンパイレーツ

高校卒業間近の3月、後輩たちの練習試合を観戦しに行ったとき、相手高校の監督さんから「西村君、野球を続けたらいいのに。もっと上のレベルでできる選手だよ」と声をかけられました。練習試合をよくしていた相手チームの監督さんで、私のことを覚えてくれていました。
 
卒業後は就職を予定していましたが、その一言で独立リーグを目指す決心をしました。卒業後は母校の練習に混ぜてもらいましたが、OBということでなかなか思うように練習ができませんでした。また自宅近くの公園でランニングをしたり、トレーニングをしたりと自主練習を毎日続けましたが、実践練習ができず次第に焦るようになりました。
 
そんな時、小さい頃から野球を応援してくれている母親に状況を相談すると、「仕事をしながら毎日野球ができるチームが大阪にあるよ!」とインターネットでBBCジェッツを探してくれました。早速グランドの体験練習をして、室内練習場やトレーニングルーム、ミーティングルームを見学し、「ここまで施設が整っているのでしっかり練習できる!」と感じ、入団を決意しました。
 
入団後は毎日9時から13時まで全体練習で、昼の暖かい時間に練習できたので、ケガなく取り組むことができました。また雨の日でも室内練習場のブルペンでピッチングができ、雨でも気が揺るむことなく練習できました。指導は、名門社会人野球までプレーしていた監督さんで、高校時代にはなかった指導方法で、わかりやすく的確に指導していただきました。
 
試合は、同世代の大学生や社会人硬式クラブチームと対戦し、とても刺激になりました。特に、近大戦で先発をさせて頂きましたが、メッタ打ちを喰らいチームも大敗しました。正直、立ち直れないくらい落ち込みましたが、「これではダメだ!」とこの日をきっかけにスイッチが入り、11月の独立リーグの入団トライアウトまで、気を緩めず練習しました。そして社会人コースの6選手にも刺激をもらいました。それぞれが上のステージを目指しているので、将来の夢を語り合ったり、配球のセオリーや食事の摂り方、トレーニング方法など情報共有もできました。とてもすばらしい仲間に出会うことができました。
 
アルバイトは、夕方から夜までアパート近くの居酒屋とファミレスを掛け持ちし、少ししんどい時もありましたが、「野球のため」と思いながらがんばりました。お金を稼ぐ大変さを経験し、とても貴重な社会勉強ができました。アルバイトがなく、練習もない休日は、室内練習場を開けてもらい練習したり、近くの公園をランニングしたりと、野球とアルバイトを両立することができました。
 
いよいよ春から四国アイランドリーグのプロ野球選手としてスタートします。今後は野球が仕事になりますので、今までよりも強い気持ちと自覚を持って、結果にこだわっていかなければなりません。ここまで成長させてくれた両親と母校の高校野球部、そしてBBCジェッツに感謝してプレーしていきたいと思います。
 
これから私のように独立リーグを目指す選手も出てくると思いますが、年齢は少しでも若いうちに早くチャレンジすることをおすすめします。若ければ若いほど吸収できますし、最終目標のNPBまで時間もしっかりあります。私もそうでしたが、独立リーグ入団までは2シーズンぐらいと期限を区切って、毎日練習ができる環境でチャジェンジしてみてください。そうすればイメージ通りの結果が得られると思います。がんばってください!

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